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京都|四条
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京都「玄想庵」日本の暦に寄り添う12ヶ月の床飾り体験とお茶の時間 −呉服問屋が守る京町家にて−

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体験の概要

京都・四条烏丸にある呉服問屋が大切に守ってきた京町家「玄想庵」。130年以上にわたり京都の暮らしを受け継ぐ貴重な京町家にて、四季折々の床飾りを学ぶOtonami限定プラン。古来より伝わる行事や節句に合わせて空間を調える12ヶ月の室礼を通して、日本文化の奥深い美しさを堪能しましょう。制作した床飾り作品や季節の花材は持ち帰り、ご自宅でも楽しむことができます。床飾り体験後は、本格的な茶室にて薄茶と和菓子でおもてなし。季節ごとのお点前や道具とともに、日本の繊細な四季の移ろいを体感できます。

体験の特徴

・呉服問屋を営む京町家・玄想庵にて、商家の造りや古くから伝わる暮らし、慣習、文化を学びます。
・北山杉やヒカゲノカズラで制作するお正月飾りや祇園祭の室礼など、京都ならではの床飾りを1年を通じて月替わりで体験できます。
・本格的な茶室で薄茶とお菓子をいただく、楽しいひとときをお過ごしください。

※こちらのプランもおすすめです。
こぎん刺し作家「itomomi」小林智美氏に学ぶこぎん刺しの小物作り −京町家「玄想庵」にて−
針と絹糸で描く絵画「京繍」の伝統工芸士・吉岡一郎氏に教わる日本刺繍 −京町家「玄想庵」にて−

8,800円〜
(名/税込)

2〜6名

約120分

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詳しい内容

京都の商家の暮らしを今に伝える京町家・玄想庵

京都の繁華街、四条駅・烏丸駅からすぐの場所にある玄想庵。大切に守られてきた、130年以上の歴史を持つ京町家です。明治期に建てられた玄想庵は、東洞院通りに面する店の間から順に、玄関間、奥座敷、中庭、茶室、蔵と「うなぎの寝床」のように奥行きが深い表屋造り。職住一体であった商家として京都らしい風情が残る空間となっています。紬専門の問屋らしく、至るところに結城紬があしらわれています。

130年以上の間受け継がれてきた京町家

玄想庵は現在、木工や陶芸などの伝統工芸品の展示を行うギャラリーとしても運営されています。「先人の知恵や工夫が残された京町家での時間を、多くの人に楽しんでほしい」という想いが感じられ、伝統的な京町家で過ごすひとときに期待が高まります。

丁寧に手入れされた中庭から京町家をのぞく

京町家を見学し、商家の造りと先人の知恵を学ぶ

まずは、玄想庵を案内付きで見学。店の間から奥に行くほどプライベートな居住空間になっており、商いと客へのもてなし、暮らしの空間へと徐々に変化していきます。京都の伝統的な暮らしが今も色濃く残る京町家らしい風情を五感で楽しみましょう。

代々大切にされてきた品が並ぶ京町家を見学

6〜9月には、京都でもほとんど見られなくなった「夏の建具替え」が行われます。襖や障子を外し、蔵へ運び込み、代わりに風通しのいい簾戸(すど)や御簾(みす)、籐の網代などを半日がかりでしつらえます。建具替えによって、家の中は涼しい風が通るようになり、木陰のような室内で涼感を得られます。暑い夏の京都で受け継がれてきた、先人の知恵や工夫を感じることができます。

歴史ある京町家ならではの暮らしに思いを馳せるひととき

京町家の呼吸といえる床飾りの極意を学ぶ

床の間を調えることは、繊細な日本の四季の移り変わりを暮らしの中で礼賛することであり、大切な客をもてなす際の重要な要素でもあります。玄想庵では今日まで欠かすことなく調えられてきました。

初めての方にも丁寧なレクチャーがあり、日本の暦や節句に合わせた床飾りを基礎から学べる

本体験のメイン講師は、仲村なおみ氏。学生時代より弓道や茶道に触れ、日本文化に精通しているため、行事や室礼の背景まで丁寧なレクチャーを受けられます。

床掛け(掛け軸)のテーマを踏まえ、季節の草花を入れていく

京都の四季の移ろいに思いを馳せる、12ヶ月の床飾り体験

床飾り体験は、床掛けの解説から始まり、テーマに合った季節の花を生けて楽しむ内容となっています。1月のお正月飾りや2月の節分・立春の飾りなど、なじみのある節句だけではなく、軒に菖蒲を飾り厄除けを願うことにちなむ5月の端午の節句の菖蒲、7月の祇園祭の室礼など、京都ならではの床飾りを体験できます。北山杉やヒカゲノカズラで制作するお正月飾りや、和紙でシンプルに見立てる節句の飾りなど、各月ユニークで魅力的なラインナップになっています。

京町家の情緒ある空間で、床飾りを体験できる貴重なひととき

毎月のテーマは、先代からの教えを引き継ぎ室礼を担当している、玄想庵の奥様が監修しています。熨斗や藁を使った床飾り、花入の代わりに三宝やお膳を使った床飾りなど、ご自宅でも再現できるようなオリジナルの飾り体験も用意されています。制作した花材は持ち帰ることができるため、玄想庵の床の間だけではなく、ご自宅の空間に飾るイメージも膨らませながら、四季折々の花と向き合う時間をお楽しみください。

クリスマスシーズンに制作する、京都の北山杉やヒカゲノカズラを使ったリース

奥の茶室で心尽くしの抹茶とお菓子を堪能

床飾り体験後は、露地を通って本格的な茶室へ向かいます。小さな空間でありながら季節の草木を楽しめる中庭を眺めると、心が穏やかに整うことでしょう。

巨大な棗(なつめ)型手水鉢をはじめ、先代のこだわりが感じられる丁寧に手入れされた中庭

茶室・中庭・露地は、先代がお客様をもてなす際に使われていました。結城紬を施した表具や欄間、細部に意匠を凝らした建具、庭石や大きな棗型手水鉢に至るまで、先代らしい趣味と粋を凝らした特別な空間になっています。京町家という表屋造りの構造は同じであっても、一つひとつの京町家に込められた想いが伝わるのではないでしょうか。

間近でお点前を見学後、お茶をいただく

季節のテーマを織り込んだお茶の時間は、時季にふさわしいお点前や道具を使ったおもてなしで薄茶と和菓子をいただきます。京都の長い歴史と文化に思いを馳せて、奥まった静寂の空間で、中庭から感じる自然の気配や、茶の湯の音に癒されつつ、ゆったりと歓談のひとときを過ごしましょう。茶道が初めての方でも、露地の通り方やお茶の点て方、いただき方など、作法の丁寧な手ほどきを受けられるため安心です。

京都の老舗和菓子店が手がける季節の和菓子を堪能

季節の行事の意味を知り、京の暮らしの奥深さを感じる

日本には四季のほかにも、季節の移ろいを感じられる節句や慣習がたくさんあります。普段何気なく過ごしている行事であっても、一つひとつの意味や背景、歴史を知ることで日本文化の魅力を再発見できるでしょう。

先代から伝わる暮らしを体感することで、日本文化の美しさを再発見できる

「昔の暮らしは何でも揃う現代に比べると不便かもしれません。その中で、あえて不便なものや非効率的な伝統や慣習に出会うことで、忘れかけていた日本文化の奥深い美しさや風情を感じてほしいです」と玄想庵主は話します。効率化が進む現代だからこそ少し立ち止まって、京都の暮らしや伝統的な慣習に触れながら、心が穏やかに整うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。


事業者画像

提供
玄想庵

呉服問屋が130年以上大切に守る表屋造りの京町家。職住一体の商家としての京町家の伝統が色濃く残り、京都でもほとんど見られなくなった夏の建具替えをはじめ、昔ながらの京町家の暮らしを今に伝える貴重な場所。2022年にはギャラリーが新設され、企画型の工芸・美術展が年数回開催されている。

開催日を確認

開催場所

玄想庵


〒600-8095 京都府京都市下京区東洞院通仏光寺上ル扇酒屋町301
・阪急電鉄京都線 烏丸駅から徒歩約4分
・京都市営地下鉄烏丸線 四条駅から徒歩4分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時│月5回程度 10:00~12:00 / 13:30~15:30 各月のテーマ 1月:お正月・炭飾り・餅花・蓬莱飾り(松、梅、椿、北山杉、ヒカゲノカズラ)  2月:節分・立春・桝飾り・水仙の水盤(ヒイラギ、水仙) 3月:ひな祭り・桃の節句・ひな祭りの飾り(菜の花、桃、貝母) 4月:春爛漫・春の花を楽しむ(牡丹、野の花各種) 5月:端午の節句・母の日・節句にちなんだ飾り(花菖蒲、菖蒲、蓬) 6月:梅雨・夏越祓・苔玉(桔梗、撫子、姫百合) 7月:七夕・祇園祭・笹竹の七夕飾り(笹竹、檜扇、槿) 8月:お盆・団扇の飾り(蓮の花、秋海棠、イトススキ) 9月:重陽の節句・お月見・三宝のお月見飾り(菊、ススキ) 10月:秋の草花・籠に季節の花を入れる(桔梗、吾亦紅、ホトトギス) 11月:残秋・晩秋の野の彩りを愉しむ(照り葉、木の実) 12月:クリスマス・和の素材でリース作り(ヒカゲノカズラ、北山杉、檜) ※テーマによっては、開催月を前倒し、前月後半に開催することがございます。 ※入手できる花材や道具の変動によって、内容を変更する可能性がございます。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年5月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

8,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、講習料、見学料、お茶・お菓子


催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回6名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.玄想庵に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.京町家の案内と床飾りの解説(約10分)
3.床飾り体験(約40〜60分)
4.薄茶・お菓子のご提供(約30〜60分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。
※持ち帰り用の袋はご用意がございます。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

13歳以上、18歳以下の方のご参加は保護者の同伴が必要です。
※同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

町家の中を自由に撮っていただいて問題ございません。床飾りの作品や、茶道体験の様子なども撮影可能です。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

正座椅子、和室用椅子共にご用意がございます。床飾り体験、茶道体験中も必要になりましたら、講師に遠慮なくお伝えください。

洋式のお手洗いも数ヶ所ございます。

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