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京都|烏丸丸太町
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「書ギャラリー きよら」古都・京都で学ぶ流麗な「かな書」の世界 −美しい日本語を書作品に−

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体験の概要

日本独自の文字であるかな文字を芸術として高めた「かな書」。その発展に尽くし、未来へと伝え継ぐ日比野家が手がける「書ギャラリー きよら」にて、世界にひとつだけの書の作品をつくりあげる体験です。かな文字の歴史や美しさを学び、線や文字の練習から清書まで丁寧に教えていただけます。完成した作品はご自宅に飾るのはもちろん、贈り物にもおすすめです。

体験の特徴

・京都で4代続く日比野家主宰のギャラリーにて、かな書の芸術世界を体験します。
・季節や伝統行事にまつわる言葉、和歌の一部などを、扇または色紙に書いて作品を制作。土台の紙や装飾用の千代紙などはお好みで選べます。
・Otonamiプラン限定できよらオリジナルの墨と筆を使用。さらに、先代が実際に使用した貴重な道具の数々も見学できます。

7,000円〜
(名/税込)

1〜6名

約90分

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詳しい内容

かな書の伝統を現代に受け継ぐ書家一族

「昭和の三筆」と称された書家・日比野五鳳氏(1901-1985)を初代とし、京都で活躍してきた日比野家。日比野五鳳氏は日本の書の歴史に名を残し、続く2代目・日比野光鳳氏(1928-2023)ともども、芸術院会員を務め、文化功労者に顕彰されました。3代目・日比野博鳳氏(1960-)も日展文部科学大臣賞を受賞し、日展などで活躍。そしてギャラリーの代表を務める、4代目にあたる日比野由佳氏まで直系で続く書家一族です。

烏丸通沿いに建つ「書ギャラリー きよら」

「書ギャラリー きよら」は、かな文字が発展してきた京都御所の目の前にあります。ここでは、和歌や文学と共に花開いた文字の芸術「かな書」の伝統を引き継ぐ、五鳳氏・光鳳氏・博鳳氏の三代にわたる作品を主に展示。個性的な多角形の建物は宮大工が手がけたもので、柱を囲む楕円のテーブルでワークショップが行われます。平安文化の発信地である京都御所のそばで、かな文字を芸術に高めたかな書の体験を楽しみましょう。

平安時代から1200年以上の歴史をたどる書の体験

日本独自の文字である「かな」。まずは平安時代に広がったかな文字の成り立ちや歴史、日比野家の各書家の作風などについて、オリジナルの資料を使いながら学びます。岐阜から京都に出てきた初代・五鳳氏は、平安古筆をベースとし、流麗な線で高い評価を得て昭和を代表する書家の一人となりました。京都生まれの光鳳氏は、気品ある雅な世界を書で表現。博鳳氏は先達の融合を試み、都会的ですっきりとした作風で知られています。

ギャラリーや体験講座をプロデュースする、4代目の日比野由佳氏

ギャラリー内では随時掛け替えが行われており、五鳳氏や光鳳氏が手がけた様々な作品を見学することができます。五鳳氏が弟子の添削をした朱入れの実物や使用していた筆など貴重な品々が、本プランの参加者へ特別に公開されることも。名人たちの足跡をたどることで、かな書をより身近に感じられるでしょう。

五鳳氏が実際に使用していた貴重な道具を見られることも

墨の香りに誘われるアート体験

かな書の練習の前に、墨を磨る(する)ことから始めます。墨は、金色で「鳳」の文字が入ったオリジナルのものを使用。だんだん広がってゆく墨の独特な香りに、非日常感への期待が高まります。また、本プランで使う筆は、かな書を書きやすいよう博鳳氏がプロデュースした細筆です。

墨を磨ると立ちのぼる独特の香りが心を静めてくれる

細筆をはじめて手にする人も久しぶりに持つ人も、筆の持ち方や書き方を講師に教えてもらえるので安心です。筆は真っすぐ立てて持つこと、曲線は腕自体を円を描くようにして書くことなど、上手く書くコツをレクチャー。2つのかな文字をつなげて書く練習も行い、慣れてから清書に進みます。

筆の持ち方や動かし方なども丁寧に教えてもらえる

心を落ち着かせて“かな書”と向き合う

作品の題材の見本は、本プランのためにセレクト。万葉集をはじめとする和歌、俳句、季節の言葉、京都の伝統行事や慣習に関連した言葉などが用意されています。豊富な見本はすべて3代目・博鳳氏がしたためたものです。参加が2回目以降の方は、ご希望により変体仮名などを用いた作品を制作することもできます。

扇に書くかな書の見本の一例。お気に入りの言葉を選ぶ

土台は扇か色紙から選びます。扇の作品は装飾用の千代紙を2枚セレクトでき、豊富なラインナップから好みの組み合わせでコラージュして作品をつくることができます。また、清書は墨だけでなく金や銀の顔彩で書くことも可能。台紙をつくって清書ができたら「きよら」の落款を入れて完成です。

扇の作品は千代紙を自由にコラージュしてつくりあげる
色紙の作品には和歌の下の句を書くのがおすすめ

かな文字や日本語の美しさを見つめ直す

平安時代の京都で生まれ、洗練された美しさを持つかな書。「現代社会では、書道への関心や体験する機会が減ってしまっています。この体験を通して、筆を持つ楽しさに触れて、受け継がれてきた文字文化の良さを思い出すきっかけとなれば嬉しいです」と由佳氏は話します。

脈々と受け継がれてきたかな書の美しさに触れる時間

書の名家の歴史が詰まったギャラリーで、心を落ち着かせ、文字の芸術と向き合う非日常の時間。長い歴史のなかで培われてきたかな書の素晴らしさを体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか。


事業者画像

提供
書ギャラリー きよら

千年の都・京都が長年培ってきた文化の姿を「かな書」で表現する日比野家の、五鳳氏・光鳳氏・博鳳氏の作品をメインに展示しているギャラリー。かな書を通じて心が豊かになる体験や自己表現の可能性を広げる機会を提供している。名前の「きよら」は、昭和の三筆の一人である初代・五鳳氏の人生に対する心構え「清心」に由来。

開催日を確認

開催場所

書ギャラリー きよら


〒602-8023 京都府京都市上京区烏丸通丸太町上ル春日町425
・地下鉄烏丸線 丸太町駅(2番出口)から徒歩約1分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時│金・土・日曜 11:00〜12:30 / 14:00〜15:30 ※2024年5月以降、午後の回の開始時間は13:30となります。(5/12を除く) ▼月々のテーマ 扇のコースは、通年の言葉に加えて季節の言葉もご用意します。 ・1〜2月:新年の言葉、冬の言葉 ・3〜4月:春の言葉 ・5〜6月:初夏の言葉 ・7〜8月:夏の言葉 ・9〜10月:秋の言葉 ・11〜12月:来年の干支の言葉、冬の言葉 ※内容は変更になる場合があります。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年5月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

7,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、オリジナル資料


催行人数

1回6名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.書ギャラリー きよらに集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.かなの歴史・日比野家の系譜や作風を学ぶ講座(約10分)
3.墨を磨る、筆の持ち方のレクチャー、線や文字の練習(約20分)
4.作品制作(約60分)
※台紙は扇または色紙いずれかをお選びいただけます。
※扇を選んだ場合、装飾用の千代紙はお好きなものを当日2種類までお選びいただけます。
※参加が2回目以降の方は、ご希望により変体仮名などを用いた作品を制作することができます。
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

汚れてもよい服装でお越しください。
※体験中にお召し物が汚れた際の責任は負いかねます。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

13歳以上
※13歳未満の方は、筆を持つ部分は見学となり、和紙のコラージュ部分のみ体験可能です。(保護者の方との合作となります。)


予約期限

開催日の2日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・体験中にお召し物が汚れた際の責任は負いかねます。汚れてもよい服装でお越しください。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

はい。ギャラリー内にございます。

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