「ホテルニューオータニ幕張」スイートルームでの革小物制作 −スイーツタイム付き−

心のリゾート”をテーマに、訪れる人の人生に寄り添う

都心からわずか30分。南国テイストあふれるロケーションで、ゆったりと特別なひとときを提供するホテルニューオータニ幕張。周辺には、幕張メッセ・ZOZOマリンスタジアムのほか、池泉回遊式日本庭園の見浜園など、幕張新都心ならではの見どころが点在しています。

本体験では、ホテルニューオータニ幕張が誇る豪華スイートルームを開放。革職人によるレザーワークショップを特別な空間にてご堪能いただけるほか、体験後にはホテル1階レストランにてひと息入れるスイーツタイムも。一流ホテルで過ごす贅沢な時間を、心ゆくまで味わっていただきます。

皮から革へ。奥深き革の世界

特別感あふれるワークショップを開催するのは、「SOTA LEATHER PRODUCTS」の創業者である高張創太氏。本体験で製作するコインケースは革のレクチャーから始まり、手触りやバックグラウンドなど、それぞれの革が持つ特性や奥深さを実物を用いながら学んでいきます。

わたしたちが日常で目にする革製品は「なめし（鞣し）」という処理工程を踏んだもの。なかでもコインケース作りで使用する皮は「植物タンニンなめし」と呼ばれる処理を施したもので、可塑性（力を加えて変形させた後、もとに戻らない性質）を含む革のため、お子さまでも簡単に成形することができます。

植物タンニンなめしは「クロムなめし」と呼ばれる方法よりも皮への浸透時間が必要なことから、非常に手間のかかる処理方法ですが、持ちが良く金属アレルギーの方も安心の素材。長く安心してお使いいただけるよう丁寧な処理を経て、皮が革へと変化する。そんな工程を知ることで、身の回りの革製品への理解も深まることでしょう。

カラフルな型選びと刻印でオリジナルのデザインへ

職人が「染め・艶出し・断裁」に至るまで、数日かけて丁寧に作られた色とりどりの革。本体験ではお好みの色をひとつ選んでいただき、革の表面に刻印を施していきます。

模様付け用の刻印は、シンプルなライン状のデザインから、ワンポイントでも映える装飾性の高いデザインまで種類は様々。出来上がりを考えながら刻印を眺めるだけでも、心躍る時間になることでしょう。

しっかりと刻印できるよう、水を用いて革を柔らかい状態へと導いたあとは、金槌を使いお好きな部分に刻印を施します。一種類でシンプルに仕上げるもよし、複数を組み合わせてデザイン性を楽しむもよし。職人のレクチャーを受けながら、思い思いに挑戦してみてください。

全て手折りの革のコインケース

ケース内側に芯を貼り付けた後は、いよいよ成形作業へ。刻印同様に水を用いて柔らかくした革を、手指を使って折り目をつけていきます。湿った革は伸縮性もあるため、多少のズレは調整可能。一見難しそうに思える革の扱いですが、意外とすんなり成形できることに驚くかもしれません。

全体の折りが終わった後は、ケースの形を整える治具（じぐ）を入れ、折り目に沿って形を整えます。職人が手塩にかけて仕立てた上質な革は、使い込むほどに味わい豊かな表情をみせるもの。ご自身で刻印を施し、全て手折りで成形したオリジナルコインケース。スイートルームの風景を閉じ込めた一品は、一生ものとなることでしょう。

ホテルレストランで優雅なスイーツタイム

好奇心くすぐられる革素材の世界。五感で味わったもの作りの体験の前後で、ホテル1階のレストラン「SATSUKI」へ。ホテルニューオータニ幕張ならではのスイーツとともに、優雅なブレイクタイムをお楽しみください。

※お申込いただく時間によって、ケーキをお召し上がりいただく時間が異なります。詳細は「体験の流れ」をご覧下さい。

好奇心くすぐられる革素材の世界、五感を使って味わったもの作りの時間に浸りながら、最後までゆったりとお過ごしください。