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東京|神楽坂
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神楽坂「日本刺繍露草」登録有形文化財のアトリエで三原佳子氏に習う刺繍の小物づくり【複数回講座】

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体験の概要

神楽坂の路地裏に佇む登録有形文化財の建物「一水寮」に構えるアトリエにて、人気刺繍作家・三原佳子氏より日本刺繍を基礎から学ぶOtonami限定プラン。初回は、100種類以上あるといわれる日本刺繍の基本的な繍い方の中から「切嵌繍(きりばめぬい)」という技法を学び、包み袱紗(ふくさ)を制作。2回目以降は個々のペースに合わせて複数回受講し、巾着・名刺入れ・繍い見本などをつくります。三原氏の指導のもと、日本刺繍が持つ伝統の技法を段階的に習得しながら、自分好みのアイテムづくりをお楽しみください。

体験の特徴

・神楽坂に佇む歴史的建造物「一水寮」のアトリエにて、1回最大5名限定で日本刺繍作家・三原佳子氏の直接指導による日本刺繍の基礎を学びます。
・個々のペースで複数回受講できるOtonami限定プラン。ステップアップしながら手づくりの作品制作ができます。
・ものづくりに興味がある方、刺繍に挑戦してみたい方はもちろん、着物が好きな方にもおすすめ。

7,700円〜
(名/税込)

1〜4名

約180分

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詳しい内容

昭和の風情を今に残す登録有形文化財「一水寮」で学ぶ日本刺繍

歴史と現代が交差する人気の街・神楽坂。細い路地を右へ左へと入ってゆくと、突如昭和にタイムトリップしたかのような木造建築「一水寮(いっすいりょう)」が現れます。1951(昭和26)年頃に大工の寮として建てられた一水寮は、2013(平成25)年に登録有形文化財に指定されました。カラカラと乾いた音を立てて滑る玄関引戸の向こうには、白い壁と木材のコントラストが美しい、閑静で明るい空間が広がっています。

一水寮2階のアトリエ、日本刺繍露草。焦げた天井の梁は、約40年前の隣家からの貰い火の名残り

一水寮の2階にアトリエ兼ショールーム「日本刺繍露草」を構える三原佳子氏は、日本刺繍の一線を画すスタイリッシュな作品はもとより、シンプルで都会的な着物のスタイリングにもファンの多い人気刺繍作家です。自ら内装の多くを手がけたというこだわりのアトリエで体験できるのが、三原氏から直接指導で学ぶ日本刺繍の基礎。初回の体験では包み袱紗(ふくさ)を制作し、その後の体験で巾着・名刺入れ・繍い見本などと、ステップアップしながら日本刺繍の技術を学びます。

刺繍台に向かう三原佳子氏。その姿も一幅の絵のような美しさ

都会の暮らしになじむ、現代的な日本刺繍

日本刺繍とは、絹糸で織られた生地に絹糸で施す日本古来の刺繍技法。撚り(より)をかけた絹糸と緻密な技巧を凝らした日本刺繍は、美しい色の重なりと光沢を兼ね備えた絢爛さが特徴で、今でもハレの日の着物や帯などに特に多く施されています。三原氏は、特別な日のイメージが強い日本刺繍を現代の暮らしになじむ存在へ、そしてモダンで洗練された独自のスタイルへと昇華させてきました。

三原氏が手がけた作品の一例。切嵌繍がふんだんに施された、シックで都会的な帯の数々

本プランの初回で体験するのは、日本刺繍露草のシグネチャーデザインとも呼べる、「切嵌繍(きりばめぬい)」を施した包み袱紗の制作です。切り抜いた布を土台の生地に重ねて留めつけていく切嵌繍。モチーフの囲みに使用する金銀糸には、三原氏によってオリジナルの加工が施されているため撚りがほどけにくく、初心者にも扱いやすいそう。袱紗に施すデザインは、瓢箪・鈴・月落ち桜・雲の4種類からセレクト可能。袱紗の生地も薄鼠色・白縹色(しろはなだいろ)・墨紫色の3色から好きなものを選びます(生地が変更になる場合がありますのでご了承ください)。

袱紗に施すデザインは予約時にセレクト。上から時計回りに、瓢箪・鈴・月落ち桜・雲

【袱紗の柄4種類について】
デザインによって難易度が異なります。針を持つのに慣れていない方は「瓢箪」または「雲」がおすすめです。「鈴」は中級者向け、「月落ち桜」は上級者向けとなります。
※2024年2月までの間、「月落ち桜」をご希望の方が多い場合はデザインの変更をしていただく場合がございます。
※2024年3月以降、「月落ち桜」はオプション(有料)となります。
※2024年6月以降、「月落ち桜」は複数回クラス(2回目以降の方)にご参加の場合のみお申し込み可能です。

ひと針ひと針、没頭を楽しむ

生地を選んだら、簡易式の刺繍枠に生地をピンと張ります。モチーフをどこに刺繍するかを決めて、いよいよ針を持ち、生地に留めつけていきます。針の持ち方や受け渡しのポイントなど、三原氏による分かりやすいレクチャーで、初心者や手先に自信のない方でも心配ありません。

針の持ち方や糸を通す幅など、丁寧な指導に緊張がほどけてゆく

モチーフの留めつけが終わったら、金銀糸で囲みの刺繍を施します。針を刺す角度や糸の扱いなど、習った基本に忠実に、ひと針、またひと針と縫い進めるごとに、上品に輝く金属糸の輪郭がモチーフの存在を際立たせます。出来上がった袱紗は当日に持ち帰ることが可能。裏地を付けて仕立てるオプションも用意しています(お預かりし、約1ヶ月後に郵送でお届け。別途料金がかかります。希望されない場合には、切りっぱなしの箇所をご自身で縫うなどしてご使用ください)。

自分好みの日本刺繍と出会う特別な機会

2回目以降の体験では、個々のペースに合わせてカリキュラムを組み、日本刺繍の技法をさらに深く学んでいきます。制作する作品は、初回講座より細かいデザインの切嵌繍モチーフのミニ巾着(全2〜3回)と、撚り糸を使った刺繍が美しい名刺入れ(全3〜5回)。仕立て上げまですべての工程を自分で手がけます。二度、三度と通うごとに、完成品がレベルアップしていく楽しみを感じられることでしょう。

自分の手でつくり上げるからこそ特別に愛おしい袱紗・巾着・名刺入れ

【巾着の制作をご希望の方】
デザインによって難易度が異なります。針を持つのに慣れていない方は「松」がおすすめです。
※ご参加2回目以降は制作物を当日お選びいただけますが、巾着を制作する場合は事前にご希望のデザインの回答が必要です。
※刺繍作品を制作する前の回に、繍い見本を制作する回を持つことを推奨しております。


三原氏によれば、巾着と名刺入れの制作に取りかかる前に、刺繍の基礎を練習するためにも繍い見本を制作する回を持つのがおすすめとのこと。特に名刺入れには切嵌繍以外の様々な技法を使うため、基礎を練習し、自信を持って制作に挑むことで出来栄えもぐっとランクアップするそう。ひと針ごと丹精込めてつくり上げた作品への愛着は格別です。

2回目以降に制作するミニ巾着のデザイン。左から、松・竹・梅

伝統が導く丁寧な時間の心地よさ

日本刺繍の起源は飛鳥・奈良時代にまで遡りますが、1400年という膨大な時間を積み重ねた現代でも色褪せない美しさを放っています。ひと針ひと針、技と時が生み出す日本刺繍を体験する本プラン。せわしなく流れる日々を忘れて目の前の刺繍に没頭する時間は、満ち足りた贅沢なひとときになることでしょう。そんな尊い時の流れを、日本刺繍露草で体験してみてはいかがでしょうか。

刺繍に没頭していると時間は飛ぶように過ぎ、なぜか心はすっきりとする

事業者画像

提供
日本刺繍作家・三原佳子 / 日本刺繍露草

女子美術大学で日本刺繍を専攻後、日本刺繍作家・栗田敬子氏に師事。着物作家・丸山正氏の着物制作に20年以上携わるなかで、伝統的な技法を用いながらもシックで都会的な独自の作風を確立。2011年にアトリエ兼ショールーム「日本刺繍露草」を開き、現在では作品はもとより、その着物姿や着物スタイリングにおいても多くのファンを持つ。

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お客様の声

お客様の声の写真

着物が好きで三原先生のスタイリングや作品に憧れていて、今回、直接三原先生に日本刺繍が習えるという、またとない機会だったため受講を決めました。三原先生も本当に素敵な方で、そのエッセンスを学び、作品が作れたことに心から感動と達成感を感じることができました。上達は遅いですが、今後の講座では自分自身の成長も楽しみたいと思います。

東京都 40代 女性

開催場所

日本刺繍露草


〒162-0831 東京都新宿区横寺町31 神楽坂一水寮201
・地下鉄東西線神楽坂駅(1a出口)から徒歩約2分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|10:30~13:30 / 14:30~17:30 ※システムの仕様上、同日同時刻でカレンダーが2段の表記となっている日がありますが、エラーではございません。どちらからでもご予約いただけます。 進行の都合上、日程により初回クラス(1回目の方)と複数回クラス(2回目以降の方)で参加日が分かれています。参加クラスをお間違いのないようご確認のうえお申し込みください。 ※混在した場合は進行上お待たせする可能性があります。 <初回クラス(1回目の方)> 4月:20日、21日、22日、27日(10:30の回)、28日(14:30の回) 5月:12日、13日、18日 6月:15日、16日、17日 7月:13日、14日、15日 8月:23日          <複数回クラス(2回目以降の方)> 4月:26日、27日(14:30の回)、28日(10:30の回) 5月:19日、20日         6月:21日、23日 7月:21日、22日 8月:25日、26日

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年5月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

7,700円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料

〈オプション〉
①袱紗の仕立て(裏地、仕立て)
+5,500円(税込)
初回で刺繡した袱紗に裏地を付けてお仕立てします。
郵送にて約1ヶ月後のお届けとなります(別途送料がかかります)。
※オプションを希望されない場合には、切りっぱなしの箇所をご自身で縫うなどしてご使用ください。

②「月落ち桜」の柄で袱紗を制作
+1,100円(税込)
「月落ち桜」の柄で袱紗を制作します。
※上級者向けのデザインのため、刺繍のご経験がない方はその他のデザインをお選びいただくことを推奨しております。
※2024年6月以降、「月落ち桜」は複数回クラス(2回目以降の方)にご参加の場合のみお申し込み可能です。


催行人数

1回3〜5名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.一水寮に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.日本刺繍の体験(約180分)
3.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催48時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

細かい作業ですので、必要な方は眼鏡や拡大鏡をお持ちください。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

小学校5年生以上
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の2日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・進行の都合上、日程により初回クラス(1回目の方)と複数回クラス(2回目以降の方)で参加日が分かれています。参加クラスをお間違いのないようご確認のうえお申し込みください。

よくあるご質問

専用駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

心配な方は眼鏡や拡大鏡をお持ちください。

お一人ずつにお手元用の電気スタンドをご用意しております。

ご継続のお気持ち次第かとは思いますが、体験されてみて難しいと感じる方もいらっしゃいますので、一度体験されてからのご予約をお勧めいたします。

「月落ち桜」は細かい線も多く、針を持つのに慣れていない方には難易度が高くなっております。ご了承のうえ、それでも制作してみたいお気持ちでしたら、お手伝いしてなんとか完成をご一緒に目指します。ただし、時間内に終わらない可能性がございます。悩まれている場合には、当日ご選択できるよう念のため第2希望もご予約時にお知らせください。
※進行状況の都合上、お時間が足りなくなりそうな場合は細かい線を省略させていただきますのでご了承ください。

お持ち込みも可能です。基本は絹や綿をご推奨しております。当日、刺繍を施せるかどうか判断させていただき、難しい場合にはこちらでご用意した布地をお使いいただきます。

本体験は椅子に座って体験いただけます。

洋裁・和裁経験のみの場合は、針の持ち方が違うため未経験とご判断ください。刺繍自体のご経験がおありでしたら、日本刺繍に限らず「経験あり」、絽刺しや仕覆も「経験あり」とご判断ください。

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